「歴史のしずく」/宮城谷昌光を読んで
p> 昨日今日と涼しく過ごし易い気温へとなりましたが、このまま秋へとするのでしょうかねえ。暑いのが苦手な自分としては、逆戻りしないことを願います。
今日は、表題の本を読みましたので感想を記したいと思います。この本は、副題として”宮城谷昌光名言集となっており、宮城谷氏が書いてきた歴史小説の登場人物が発言した発言を元に編集された本です。各それぞれの言葉の内容は良いものが多いです。しかし問題点としてはその発言者の履歴や状況などに説明がほとんど無く、表面的な理解で終わってしまいそうな点です。
よってこの本は宮城谷昌光氏のファンの人が、各発言を読みつつ過去の作品を思い返しまた読み返すといった本ではないでしょうか。自分は、ほとんどの作品を読んでますので問題ありませんでしたが。
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