今日は、今年の初詣及び病気平癒祈願を兼ねて、熊野神社へ詣でて来ました。場所は、神奈中バスの町谷バス停近くの交差点から国道16号方面に歩いて行くと中間あたりに有ります。途中に町谷八坂神社が有りますが、今回は熊野神社が主目的なので八坂神社は後で訪れることにしました。
神社はちょっとした高台の上にあり鳥居は堅牢な作りでかなり大きな物です。階段を上り鳥居をくぐると境内に出ます。もう三が日は過ぎていましたが、武州の総鎮守なだけあり宮司及び巫女が一名ずつ居りお札類の販売および氏子の参詣に対応をしていました。
手水舎で身を清めてから本殿に御参りし、手水舎、狛犬、灯篭、本殿の写真を撮りました。現在の社殿は昭和46年に竣工ということですが、今迄詣でた市内の神社では、一番立派かなと思いました。以下にに由緒の説明板より神社の縁起を紹介します。
祭神 伊弉諾命
伊弉冊命
由緒
当熊野神社は、和歌山県熊野にある本宮(熊野坐神社)、新宮(熊野速玉神社)及び那智(熊野那智神社)の熊野三山神社を勧請したものである。家都美御子大神別名素戔嗚尊を祭神とする本宮大社と熊野速玉大神を主祭神とし熊野夫須美大神・家津美御子大神を祭る熊野速玉大社及び、熊野夫須美大神を主祭神とし、家津御子大神、御子速玉大神を祭る熊野那智大社は、平安時代末期にはこの三所を合わせて熊野三所権現と称するようになった。
この熊野三山信仰は、907年(延喜七年)には宇多法皇の御幸があったように、神霊の霊力により無病息災家内安全が祈願され全国的に一世を風靡するに至った。従って当社の創立はつまびらかではないが、数百年前に勧請され社殿の内陣に夫須美大神の御神像が安置され奉斎されいることに依り知ることが出来る。
当社の本殿墨書など現存する記録によれば、大飢饉、大火、疫病等の天変災害に御祭礼を行い安全祈祷の数々が記されているが、当社の歴史を銘するものとして次のように残されている。
享保十一年吉日 本殿建立する
安永六年八月吉日 本殿再建する
安政五年十一月三十一日 本殿再建する
嘉永三年三月十五日 本殿再建する
明治六年十二月吉日 村社に列せられる
昭和九年九月三十一日 本殿再建する
昭和十年十一月十九日 本殿再建する
昭和二十五年六月三十一日 国有境内地譲与せらる
昭和四十六年四月三日 コンクリート権現造御社殿新築する
この後、町谷八坂神社を訪れましたがその更新はまた明日。