読後雑感/「牧歌の国の魔法戦士―魔法戦士リウイ ファーラムの剣/水野良」
まず表紙を見て思ったのは、新キャラが某格闘ゲームのナ○ルルかと見間違えました。イラストを描いている横田守さんが以前たしかインタヴューで、「時間が無い仕事が多いから速攻で仕上げる事が多い」と答えていましたが、これもそういった過程で出来たのでしょうか?
魔精霊アトンと巫女マウラが操る巨人像との戦いが、クライマックスとなっていますが、やはりこの巻の見所は、草原の国ミラルゴ内部での権力闘争でしょう。その中心人物のミラルゴ王は、武断的な人物というより、喰えない人物ですがそれほどいやらしい人物に描かれていないのがいいです。
しかし、ご都合主義的な事件への絡み方がちょっと気になります。そういう展開で無いと小説に成りませんし、また勇者と言われる人物には成れないのですが。しかし、竜司祭のティカは随分レベルアップしているなーと感じました。ソードワールドTRPGをまたやりたくなりました。
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