映画鑑賞「ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女」
先月31日に見ようかどうか迷っていた、日本語吹き替え版「ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女」を急に思い立って見てきました。
何故、迷っていたかというと字幕版ではなく日本語吹き替え版であったからです。吹き替え版では、原作の雰囲気が壊れやすいのでなるべく字幕版で見ることにしていたのですが、この作品ではそういう心配はいりませんでした。話題作りの為の俳優・女優を採用していなかったからです。
本編開始の前に「ゲド戦記」の予告上映がありましたが、予告上映を見て絶対見ないと固く心に決めました。原作はあんなにいいのに・・・。今まで使ってきたキャラの使い廻しで酷いものです。それにしてもまったくの素人が監督で(宮崎駿監督の長男)、その第一回作品というのを売りにするのはどういうことかと、原作ファンとしては言いたいです。
胸糞のわるくなる予告が終了し、本編が始まりました。
第二次世界大戦で空爆を受けるロンドンから疎開した4人兄弟が、疎開先の教授宅での隠れんぼ中に衣装箪笥からナルニア国へと足を踏み入れ・・・ といった感じの導入で始まります。ストーリーや各俳優の演技など非の打ち所が無い出来でした(4人兄弟の性格の違いの表現等)。そのうえ何といっても、指輪物語のWETAがクリーチャーや武器武具を担当したことによって作品が引き締まったのではないでしょうか。
原作をもう一度読み返したいと思わせる作品でした。
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