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読後雑感「火魅子炎戦記〈6〉/舞阪 洸」

 内容(アマゾン「BOOK」データベースより)
「とにかく!九峪様には、しばらく養生していただくしかない。その間は…」いつも冷静な亜衣が、余裕のない表情で告げる。「我々で、我々だけで、やるしかない」―卓抜した戦略と気さくな人柄で耶麻台共和国を率いてきた神の遣い・九峪の戦線離脱は、最高幹部たちの精神に深刻な重圧を与えていた。「心…て、疲れるものなのか?」平和な異世界からやってきた九峪の苦しみを理解できない香蘭も、その心身を真剣に案じる。そして、何とか九峪の心を癒そうと務めるのだが!?古代和風ファンタジー、九峪不在の九洲に敵軍が強襲をかける第二部第六弾。

 火魅子炎戦記シリーズの第六巻です。九峪の復帰が早いなーというのが、率直な感想です。九峪がダウン状態の内に、共和国の各分国の状況説明をするのかと思っていたのですが・・・。藤那の離反も有りましたが、心理操作を受けたとはいえ、アニメ版等での独行振りを見てるので、それほど意外とは感じませんでした。これから三國志化するのか?でも火後県の国力が小さすぎて、それも無理かな?

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舞阪 洸, ゆき やなぎ / 富士見書房(2006/03)
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