読後雑感「イケニエのヒツジ THE SACRIFICE 1st.HALF/榊 一郎」
出版社 / 著者からの内容紹介(Amazon.zo.jp)
人間らしい魂を取り戻しつつあるレイオットが挑む事件とは? 第七弾!
最近トリスタン市では「黒騎士に刺されると魔族化する」という噂がまことしやかに流れていた。半信半疑のレイオットの前に、噂の黒騎士が現れる! 追跡するレイオット。なんと黒騎士の正体は??!?
「ストジャ」シリーズもいつのまにか7巻です。副題が「THE SACRIFICE 1st.HALF」となっているように、8巻との上下巻です。榊作品は、「ステプリ」以降「キミボク」とこの作品のみシリーズで読んでいます。他の作品は、体が受け付けないので・・・。
巻の冒頭では、「龍」「男爵」という物語のキー・パーソンの戦闘シーンから始まります。この始まりから、最終巻に向けての伏流水かと感じます。
この巻の主題は、対魔族戦ではなく、人の心の弱さではないかと思います。
他に感じたのは、全410ページにも及ぶのに「藤城陽」氏のイラストが少なすぎる!ということでしょうか?こんなに巧いのだから、もっとみたいのですが。とくにオヤジの絵が。
画集とか出していないのかな?
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