ルーヴル美術館で館長のソニエールが殺される。死体はウィトルウィウス的人体図」を模した形で発見された。この奇妙な死に方は犯人ではなくソニエール自身が行ったものであった。パリの書店で著書のサイン会を行っていたハーバード大学の教授ロバート・ラングンドン(トム・ハンクス)は、フランス司法警察のファーシュ警部(ジャン・レノ)に呼び出され、捜査協力を求められる。現場で警部と共に検証を行った彼の元に暗号解読官のソフィー(オドレイ・トトゥ)がやってくる。警部の目を盗み彼をトイレへと呼び出した彼女は、ラングンドンが第一容疑者で彼を逮捕する気であることを伝える。ソニエールと会う約束をしていたから、そして現場に彼の名が残されていたからである。(Wikipediaより)
都内の美術館より町田に戻ってきたところ、「The Da Vinci Code 」の上映時間に間に合いそうでしたので、鑑賞してきました。
感想ですが、諸外国では宗教的問題化となっているようですが。キリスト教的素養が無い自分としては、複数のありえそうな話をうまく繋げてフィクションとして面白いミステリー作品だと感じました。マグダラのマリアとキリストが夫婦であったかは別としても、一神教であり、国教でもあったキリスト教が諸々の弾圧や捏造があったことは容易に想像できることから、原作や映画が生まれたと言えるのではないでしょうか。
ストーリー面では、ラストで聖杯の在り処を主人公が解く場面が在りますが、この場面いついては、原作を知りませんでしたが冒頭での、教授と警部が美術館を訪れたときの会話で容易に想像できてしまいました。それ以外では、教授が過去に思いを馳せて暗号を解く際に、CGが多用されていますが、この場面がプレス向け試写会で失笑された場面か?と思いました。
キャスト面では、主演のトム・ハンクスを初め、作風に合った俳優陣だったと思います。中でも、イアン・マッケラン(リー・ティービング)とポール・ベタニー(シラス)の演技は白眉ではないでしょうか?
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