読後雑感「君の居た昨日、僕の見る明日―Round‐about Runners〈4〉/榊 一郎」
不可思議な学校で巻き起こる恋と騒動と、そして切ない物語。
陰陽師見習いのアグニエシカが学校幽霊の詩月に取り込まれてから、はや数か月。なりゆきで風紀委員に立候補してみたりと、なんだかんだ言いながらもアグニはそれなりに学園生活を謳歌していたのだが。
この巻では、新キャラとして扇町聖(女装趣味の男の子)が登場したりしています。ですがこの巻の本筋は、優樹がアグニシエカを恋人として選ぶまでの話が描かれています。
一読した感想は、優樹の決断の幅が少なく、展開が急すぎる気がします。優樹が一般的な恋愛をしようと思えば、聖は男の子、ネレイドはアンドロイド、紅葉は妖狐、詩月は校舎の幽霊ですからツンデレのアグニシエカを選ぶしかないですから。失恋の痛手から異界に逃げてくるほどだったのですから、もっとゆっくりとした展開のほうが良かった気がします。
次巻は最終巻ですが、一巻の冒頭にどう繋がって行くのかが興味深い所です。冒頭の話し相手は鈴乃宮学園にいた生徒っぽく無かったので。
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いよいよ主役たちの入場行進

展開が強引で無理がありすぎです

これが本当に佳作かっ!?
