読後雑感「ラグナロクオンライン 箱の中の奇妙な住人/八木 ゆかり」
大好評のRO個人本シリーズ第7弾、八木ゆかり作品集がついに発売!!今回は、普段プレイヤーが見られないRO世界の裏側──ソヒーと小太刀の関係、オシリスにアゴで使われるソルジャースケルトン、萌えモンスターの筆頭・ロリルリの日常──などなど、モンスターたちの生活にスポットをあててゆきます。八木ゆかりならではの目線でミッドガルドの住人たちを優しく描き出す今作は、愛と笑いと温もりに満ちています。もちろんアリの大幅描きおろしも加わり、超必携の一冊となりました!!
マジキューコミックスのROアンソロジーに掲載されていた、八木ゆかり氏の作品集です。一番最初に掲載された「姉御と剣士」を初めて読んだ時、いい作家さんが出て来たなーと感じたのを覚えています。
書き下ろしが3篇掲載されていますが、その中でも「賢者の日記スパイラル」が好きな作品です。「賢者の日記(?)帳」を読んだ時に、続きが読みたいと思っていた作品なので。
上記3篇とは一風変わっていますが、「戦場は崑崙」も中々に面白くて好きです。シリアスっぽいのだけでなく、ギャグテイストの濃いものもうまいのが、八木ゆかり氏の凄いところです。同人誌を買おうとしましたが、委託先がメロンブックスなので購入を諦めました。
「はぐれ聖職者と迷える姉妹」も続きが読みたい作品です。マジキューのROアンソロは最近作家の質が下がって購入をやめたので、もしかしたら掲載しているかもしれませんが。
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