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読後雑感「風の聖痕Ignition2 僕だけのマドンナ/山門 敬弘」

内容(「BOOK」データベースより)
「お前なんかに、先輩は渡さないっ!」怒りに震えながら、少年は和麻に宣戦布告をした。彼の名は、柊太一郎。神凪綾乃に恋する一途な後輩である。天使の笑顔をもつ小悪魔・篠宮由香里にそそのかされた太一郎は、『究極のダメ人間・八神和麻に騙されている綾乃の目を醒まさせる』ことを決意したのだ。ところが―。「う、うわ、うわあああああっっ!」綾乃と和麻の仕事場である廃墟に足を踏み入れた太一郎は、魔性を目の当たりにし、恐怖のあまり絶叫した。そこで彼が見たのは、勇敢に戦う綾乃と、彼女を後ろから見守る和麻の姿だった―。色とりどりの想いを乗せて、風と炎が織り成すファンタジック・アクションシリーズ。表題作「僕だけのマドンナ」他、全6編で贈る短編集第2弾。

 随分前に初読したのですが、再読したので感想を。風の聖痕の短編集第二弾です。本編の方では最近少なくなってきた軽妙な会話のやり取りが楽しめる短編集です。
 全部で6編有りますが、その中でも「父と子と」が好きです。内容は単に親子喧嘩なのですが、八神和麻の卑怯さ加減が、存分に顕われていていい感じです。

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なかなか悪くない内容だった
まあ、ごく普通な感じです。

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