読後雑感「Fate/stay night(2)/TYPEMOON,西脇だっと/角川書店」
「逃げてもいいけど辛いだけよ。どうせ勝つのはわたしなんだから」
赤の主従、その征く道をことごとく切り開く!!聖杯戦争への参加を決意した士郎を残し、“自らの在り方”を胸に戦場へと舞い戻る凛。一方、つかの間の日常を取り戻したかに見えた士郎に、新たな驚異が忍び寄る――。大人気伝奇活劇ストーリー第2巻、ここに登場!!
「Fate/stay night」の2巻の感想です。この巻は、表紙が表すように凛一色な感じの一冊です。
まずは、絵が一巻と較べて全体的に大人びた(幼さが減少)印象があります。特に士郎。あと絵にバラツキが一巻よりも目立つ気がします。月刊作品ですから、そろそろ解消されるとは思いますが。
ストーリー面では著者が原作に思い入れが有る為か、著者の他作品に見られる様な(説明しにくいですが)作風が表現されていないのが、著者のファンとしては残念です。「児玉 樹」さんの様に対象作品を消化してくれればと、思わないでも有りません。
続刊に期待(希望)をしています。
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