読後雑感「すべては愛のために/山門敬弘」
神凪家の令嬢・綾乃に見合い話が舞い込んだ。相手は日本の陰陽道の総本家ともいうべき土御門家の次男坊。宗主・重悟によるとそれは綾乃が生まれる前から決まっていた話だという。すべては重悟の作戦ではあったが。
書籍データ
タイトル 風の聖痕Ignition すべては愛のために
著者/イラスト 山門敬弘/納都花丸
出版社 富士見書房
版形 文庫版
ページ数 278ページ
価格 546円(税込み)
目次 リターンマッチ
宿敵
女の戦い
すべては愛のために【前編】
すべては愛のために【後編】
すべては愛のために【その後】
運命の出会い!?
この巻を読んでの一番の感想は、著者の体調は大丈夫か?でした。随分前から体調が悪いと言っている気がします。いっそのこと、2~3年静養したほうが良いのでは?作品も気になりますが、明治の私小説家じゃあるまいし、体調優先で行って欲しいですからね。
本の内容ですが、綾乃の見合い話が売りな短編集でしょう。
ですが、自分的には和麻の元カノ柚葉の再登場が嬉しい『宿敵』ですね。和麻の過去を知りつつ、現在は好きなのか嫌いか解からない所がいいです。
他の見所は煉が、少女に間違えられる『運命の出会い!?』でしょうか。定番ネタでは、ありますが。
参照記事 ライトノベルっていいね
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愛があるから辛口批評!
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今巻は書き下ろし無しの短編集(手直し有り)
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