アニメ「狼と香辛料 第一幕」
アニメ新番組第5弾。
狼と香辛料 第一幕「狼と一張羅」の感想を。
原作は電撃文庫のライトノベルのようですが、未読。
以前あるTV番組の作品の紹介のコーナーで、監督(たぶん)がインタビューを受けていたのが記憶に残っていたので、視聴してみました。
題名の香辛料は商人の象徴かなと、思いつつ観はじめました。
パスロエの村では狼の姿をした豊作の神“ホロ”を祀る収穫祭が行われようとしていた。行商人のロレンスは麦の売買で村を訪れたのだが、取引きを担っているクロエと交渉する機会を逸してしまい、仕方なく村を後にする。床に就くため荷馬車に入ろうとしたロレンスだが、そこには見知らぬ少女が忍び込んでいた。亜麻色の長髪にか細い肢体、美しい顔立ちの少女には狼のような耳と尻尾が生えていた!
行商人ロレンスは、収穫祭直前のパスエロ村に商談に訪れる。
パスロエ村付近では、豊作の神として狼神ホロが敬われているようです。
ですが首都?側から見ると、邪教として見られているようです。
ファンタジー世界ですが、中世ヨーロッパを意識した世界観なのかな?と感じます。
一神教(キリスト教)が、土俗宗教を潰していく(アイルランドを除く)段階を想起させられます。
後輩でもあり村の交渉をしているクロエが、収穫祭のホロ役になってしまいます。
村の外で荷馬車に隠れている少女(耳・尻尾つき)を、ロレンスは見つける。
少女は狼神と同じ名前のホロと名乗り、故郷に連れて行ってくれと話す。
ロレンスは狼神であるという証明として、ホロに狼の姿を見せろと迫ります。
ホロは稲穂を食して、姿を変じますがロレンスは、卒倒しその間にホロは姿を消してしまいます。
ホロにとって狼の姿を晒すのは、あまり好きではないようです。
ホロが驚いて毛が逆立つシーンは、可愛いのぉ。
村に戻り休んでいると、ホロ役に選ばれたクロエが忍んで来ます。
クロエは大きな商談を色仕掛けを使ってまで、ロレンスに助力を求めます。
ロレンスは、賢明にも退けますが・・・。
部屋に戻ると姿を晦ませていたホロが現れ、村の狼神と成った経緯と、村人から尊敬されなくなった経緯を聞くことに。
そして再度、北の大地に連れて行ってくれと頼まれます。
倉庫内に居るクロエが不意に開き、厳格そうな男性(神父?)が現れます。
魔女狩り的な場面なのかな。
となると、村人が今年のホロ役のクロエを差し出したと言う事になるのだろうか?
その頃ロレンスとホロは、旅を始めます。
ロレンスが集めた一張羅をホロに、取られてしまいますが・・・。
いやーこれは、良作だねぇ。
最初はホロの口調が、何故、花魁調なのだろうという疑問に思いました。
その口調がホロの可愛さを、引き立たせている気がします。
次回以降も、期待する作品です。
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