アニメ「狼と香辛料 第八幕」

　狼と香辛料　第八幕「狼と正しき天秤」の感想です。

ミローネ商会から報酬として受け取った胡椒を手に、ポロソンの町に入るロレンスとホロ。早速、ロレンスは胡椒を換金する為にラトペアロン商会を訪ねる。胡椒の需要が伸びている状況も手伝って、主人との価格交渉を順調に進めるロレンス。そして、胡椒の計量を始めようとしたその時、沈黙していたホロが喉が渇いたと言い出した。意味を掴みかねる発言に戸惑うロレンスだったがその意図は？

　第八幕となっていますが、第７幕は放送されないようです。
　局に止められるほどの内容か、それとも販促の一貫か？
　後者だったら自分は意地でも、DVD買いませんが・・・捻くれ者なので。

　それはさておき、
　冒頭の映像は、狼の群れを鈴の付いた鈴で追い込む人物の描写で始まります。

　酒場でキャラバンが魔術師に襲われたという情報を聞く。
　酒場からの帰り道、次の街で林檎が欲しいと言い出したホロに対し、ロレンスは季節だからないだろうと話す。
　しかし貴族向けに作られる、梨や桃などを蜂蜜につける「漬物」のことを聞いたホロは、想像して涎を垂らすほど気に入った模様。

　胡椒を換金する商談中に、ホロは咽喉が渇いたと言い出し（強引に）店主に飲み物を貰います。
　ロレンスが商談を纏めかけたその時、ホロは酔っ払った振りをして机に飲み物を溢すと、水滴の流れは片方にしか流れず、店主のいかさまは見破られたのでした。
　そこにロレンスが連携して、信用買いで倍の武具を仕入れることに成功です。
　いいコンビだね。
　だけどロレンスはこんなに騙され易くて、いままでどれだけ損していたのだろう。

　この後ロレンスは、ホロにクロエの事を持ち出されて説教を受けてしまいます。

　部屋に戻るとホロは、ロレンスに尻尾用の油をおねだり。
　ロレンスは今まで掛かった経費を持ち出し、撥ね退け様としますが・・・。
　勿論ホロの仕種と弁説に勝て様筈は無く、陥落。
　一応は、ホロは借金に利子を付けて返すといっているので、「貸せば貸すほどロレンスは儲かる」という言葉に納得した態ですが。

　街を出た二人は途中で「北から傭兵団が南下している」という情報を得て、迂回したほうが良いと判断する。
　だがその迂回路には件の魔術師が出るらしい。
　ホロが狼との交渉は、「人間より楽じゃ。話は通じる。」とのことだったので、ロレンスは交渉は任せることにして迂回路へ。
　迂回路は噂のせいか誰ともすれ違わなかったが、そこに羊飼いの少女が現れる（美人）。
　ホロがロレンスを睨んでいるのは、嫉妬だけではなさそうだが・・・。

次回予告「狼と羊飼いの子羊」。