アニメ「とある魔術の禁書目録 第12話」
とある魔術の禁書目録 第12話「絶対能力」の感想です。
自分たちは美琴のクローンであり、殺されているのは「実験」だと言うミサカ。彼女たち──「妹達(シスターズ)」の正体と行なわれている実験について確かめるため、美琴の部屋を訪れ、彼女が巻き込まれている「事件」に気づいた上条は、美琴のあとを追う。ミサカたちを使って行なわれているのは、学園都市最強の能力者「一方通行(アクセラレータ)」を、「レベル5」から前人未到の「レベル6」に進化させるための実験だというのだ。その実験を止めるためには、「一方通行(アクセラレータ)」を止めるほかないと決意する美琴。ミサカたちが犠牲になるのは、過去に研究のためにDNAマップを提供した自分の行動が原因だという美琴の前に、上条が立ちはだかる。
月詠小萌先生による、”超能力とは?”という講義が行われていた。
”自分だけの現実”を手に入れた者を、超能力者と定義しているらしい。
御坂美琴は、幼少時のある出来事を思い出していた。
それは研究者の「筋ジストロフィー”の患者を助けることが出来るかもしれない」という言葉を信じ、自分のDNAマップを提供したことから始まったのだ。
『助けてよ・・・』
その小さな叫びに呼応するように現れたのは、上条当麻だった。
とぼける美琴に対して当麻は、美琴の部屋で手に入れた文書を音読する。
当麻はこの実験を明るみに出せばと言うが・・、理事会は黙認しているらしい。
美琴は妹達を救う為に、樹形図の設計者の演算結果を覆す為に一方通行に殺されようと考えていた。
演算をし直せば実験は再開されると危惧する当麻に対し、それは無いと美琴は言い切る。
樹形図の設計者が、禁書目録が放った”聖ジョージの聖域”によって破壊されたためだった(6話)。
アイキャッチ。
一方通行の下へ行こうとする美琴を体を張って止めようとする、当麻。
倒してでも行くと宣言する美琴の耳に、信じがたい言葉が聞こえてきた。
『戦わない・・』
『戦えって言ってんのよー!』
威嚇の一撃を見ても戦わない当麻に、美琴は雷撃の槍を放った。
雷撃を打ち消す能力を持ちながら、使わず斃れたことに愕然とする美琴だったが、なぜか当麻は立ち上がった。
再び攻撃するものの、やはり効かない。
当麻は美琴に語りかける。
『それでも俺は殺せなかった』
『その夢を奪おうとした男さえ殺せないほど、善人だったっていうだけじゃねーか』
しかし妹達を救う為には、自分が死ぬしか無いと言う信念を枉げられない美琴。
渾身の一撃を放つが、当麻は尚も立ち上がろうとする。
それを見た美琴は、
『やめて、やめてよ・・・』
と涙した。
Cパート。
地に臥す当麻は、美琴が死ぬ以外の選択肢を必死に考える。
ある事に考えが及んだとき、当麻の意識は暗転した・・・。
次回予告『一方通行』。
先週分の更新です。
今週分は美琴の膝枕からかな?
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