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展覧会絵画鑑賞「緑雨の景観ー美しき日本の自然/山種美術館」

 昨日は、都内北の丸公園に隣接する山種美術館の展覧会の招待券を、母親が入手したので、誘われて絵画鑑賞へと出かけてきました。
 展覧会が開催されている山種美術館は、都営新宿線九段下駅より、靖国通りを右に靖国神社を、左に千鳥ヶ淵を観て歩きつつ、九段坂上の交差点を左に曲がり、緩やかな坂を下りて行くと二松学舎前を過ぎて3分程度の処に、在りました。
 夜勤明けで体力的に少しきつかったものの、緑道を歩いていると返って心の部分では疲れが取れたような気がしました。二松学舎前を通過しながら、人取橋の戦いの契機なった二本松城を連想していました。実際にはなにも関係がないのでしょうが。

 さて、美術館では表題の通り「緑雨の景観ー美しき日本の自然」と題して、展示内容は「緑に映える風景、雨に煙る山々、濡れそぼる木々、そして雨上がりの澄んだ景色など、情緒豊かな日本の自然を描いた作品を展示いたします」となっていました。美術館の設立経緯からして(山種証券創業者の蒐集物の寄付)展示作品の作風が似ているものが多いという点は有りましたが、これからの梅雨時期にあった緑と雨を基調とした作品が多く見られました。
 自分に絵画作品の審美眼など在りはしませんが、「菱田春草/釣帰(1901)」「宇多萩邨/五月雨(1967)」の2作品が自分にとっては良い作品に感じました。

 帰りは千鳥ヶ淵緑道を歩きましたが、野良猫が数匹居り餌をあげている近在の方もいました。猫を愛でた後、科学技術館・靖国神社に寄るかという話もでましたが、結局寄らずに町田で映画を見ることにして、新宿よりロマンスカーで帰りました(初乗車!)。映画の感想は、本文が長くなりすぎましたので、又機会を得て記したいと思います。

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